アルスラーン戦記とは1986年8月~2017年12月まで全16巻が刊行された。中世の中東に似た異世界を舞台にしたファンタジー小説であり、この小説をもとに漫画家の荒川大先生により、2013年から別冊少年マガジンにて連載中である。大きなストーリーは第一部と第二部とに分かれていて、漫画版では第一部の王都奪還編の後半のストーリーを進んでいる。

原作を読んでないので比較ができなく申し訳ないです。。

ストーリー展開は非常にテンポが良く面白いです。戦争のシーンでは一兵卒にいたるまで必死にもがき戦う姿がとても響きます。

序盤ですが、主人公の初陣で大敗をしてしまうのですが、他人事のような感じで、軽いんですよね。なんだかなぁ~・・・という印象を持ちました。が、だんだんと表情や感情が豊かになっていきます。部下と敵との神前決闘時の一瞬の表情は良かったですね。何も知らない、何に怒っていいかわからない、何に悲しんでいいかわからない子供が成長していきます。顔つきも変わっていきます。他のキャラクターは序盤からすごい表情も感情も豊かです。

弱い主人公が周りの者達に助けられどんどん成長していく姿、何としても主を守ろうとする姿、挫折を乗り越えていく姿・・・etcが非常に上手く描かれています。

小説の通りにいくと非常に長編の漫画になるので、まだまだ楽しみの続く作品です。

名台詞

・忘れはせぬさ 後日というものがあればな

・芸術は永遠、興亡は一瞬

・神々はいつだって間違うし、間違った結果を人間に押し付けるものさ

投稿者 もんた

漫画が好き、猫が好きな親父。現在36歳。中年太りで悪戦苦闘中。和式便所辛い。。子供(女の子)がもうすぐ産まれるのでダイエットしないとと謎の使命感に駆られています。

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