「変えようよ世界」

週刊少年ジャンプにて2016年35号から2020年28号まで連載されたダーク・ファンタジー漫画で世界累計4000万部以上売れた超人気漫画である。ジャンプの中では異質を放っていてかなりインパクトがあったのを今でも思い出します。読み始め当初は週刊少年ジャンプらしくない作風で「大丈夫か?」と思ったりしましたが、読み終えた後、主人公たち家族の「友情・努力・勝利」に脱帽しました。【デスノート】と同じダーク系で気が付いたら終わっていた漫画でもあります。20巻という今では短い巻数ですが内容が濃すぎるのでかなり楽しめました。

設定としては、少女が主人公のダーク・ファンタジー。人間が暮らしている外の世界と主人公たちが暮らしている鬼が管理する世界の2つがある。鬼が餌を養殖・管理する農場で育てられた主人公たちが、自分たちの未来を手にするため外の世界を目指すという流れである

ストーリーは、大きなくくりが5つあり「農場脱獄編」「外の世界の味方を探す編」「秘密の猟場撃退編」「2つの世界を隔てる壁探索編」「王都決戦編」となる。違ったらごめんなさい。人肉(脳みそ)養殖農場から脱獄し、いままでいろんな方法で助けようとしてくれた人を探し、人間たちをある場所に放ち狩りをしていた貴族の鬼たちを撃破し、みんなで鬼達を倒し、人間達の世界に行くという少年少女達には辛すぎるストーリーです。養殖で最高の脳みそを作ってしまったのが失敗の原因でしょうね。

キャラクターの絵柄はとても可愛らしく年相応に描かれています。だから余計この設定というかストーリーが珍しくとても引き込まれるんだと思います。単行本の表紙を見てこの内容と判断できる人はたぶん脳がバグってるというか養殖された人じゃないかな?

絵が可愛いらしく子供たちの性格も可愛らしく、のほほんとした孤児院という名の脳みそ養殖農場風景が1話目に来ます。そこからの展開・・・これは売れるわ・・・ぜひ読んだことない方は体感してみてください。

名台詞(基本子供たちの発言全部熱い)

・待てるよ僕 だから置いて行って

・家族と生きる そのためならどんな不可能だって乗り越えてやる

・後悔しない選択をしたい。未来を選びたいの

投稿者 もんた

漫画が好き、猫が好きな親父。現在36歳。中年太りで悪戦苦闘中。和式便所辛い。。子供(女の子)がもうすぐ産まれるのでダイエットしないとと謎の使命感に駆られています。

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